~機械式駐車場の制限サイズと実寸サイズ~

① 制限サイズ
機械式駐車場は機械メーカーにより主に「全長・全幅・全高・重量」が定められ、基本的にはそれを超える車両は入庫ができません。なぜなら、制限サイズを超える車両で事故やトラブルがあった際、管理者や利用者に100%の責任を問われてしまうためです。
そのため、一般的に機械式駐車場を契約する際は車検証の提出を求められます。各項目が1センチ(1キロ)でもオーバーしていた場合、契約できない可能性が高いです。また、契約車両が納車前の場合は、カタログ等でサイズ確認をすることが多いです。
② 実寸サイズ
機械式駐車場内で実際に車両を格納する台(パレット※1)の寸法を指し、主に車両のタイヤ外幅が判断基準になります。制限サイズと比べが極端に狭い場合もあり、契約後に入庫ができなかったという例も少なくありません。
そのため、契約前に試し入庫を必須とする管理会社もあります。忙しく時間が作れないという方、新規購入のため車両が用意できない方は検討車両のタイヤ外幅を測っておくのも良いでしょう。ちなみにカーディーラーに相談すれば試乗車等で試し入庫を代理で行ってもらえる場合もあります。
また、全長や全高が制限サイズ内の場合も付属のアンテナが物理的に当たったり、センサーにひっかかる可能性があります。機械式駐車場に収める際は、上げ下げや着脱が可能かどうか事前に確認が必要です。制限サイズだけでなく、実寸サイズにも注意しましょう!

ペンネーム レオ